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消化器外科

消化器外科のごあんない

消化器外科では、4名の消化器外科専門医により、北出病院伝統の消化器診療を支えています。最近は腹腔鏡による手術が盛んに行われ、侵襲が少なく患者さまの負担も少ない術式によって、以前に比べて格段に短い期間で退院が可能となっています。また、がんの末期の方の疼痛対策などの緩和医療や、寝たきりの高齢者に多い褥瘡治療など、外科の医師が中心となってチーム医療を展開しており、診療レベルの向上に貢献しています。

腹腔鏡下手術

今、積極的に取り組んでいます!

当院では、以前より消化器疾患を中心とした、様々な疾患の手術を行ってきました。腹腔鏡下手術はかねてより行っておりましたが、2015年4月より京都府立医科大学消化器外科学教室との連携をさらに強化することにより、大学病院に近いレベルの手術が可能となりました。
2015年4月からの実績としましては、大腸がん手術の約80%を腹腔鏡下手術で行っています。
 
腹腔鏡下手術風景

化学療法

がん治療においては、外科的治療に加え、疾患別にレジメンを作成し、最新の化学療法を行っています。ベッド数が5床で、広い快適なスペースでの治療が可能となっています。
 
食道がん【PDF】 胃がん【PDF】 大腸がん【PDF】 胆管がん【PDF】 膵がん【PDF】 肺がん【PDF】 乳がん【PDF】

緩和ケア

当院ではがん患者さまに対し、病状の早期から緩和ケアに取り組んでいます。適切な副作用対策を行った上で、オピオイドを積極的に使用し患者さまの苦痛緩和をはかっています。医師、看護師(緩和ケア認定看護師)、薬剤師、理学療法士または作業療法士、管理栄養士、医療ソーシャルワーカーで緩和ケアチームを結成し、きめ細やかな治療、ケアを行っています。当地域のみならず、紹介などにて紀北・紀南地域からの患者さまも積極的に受け入れています。

インフェクションコントロールドクター(ICD)在籍

当院専門医で在籍されております、岡 正巳先生がインフェクションコントロールドクター(以下ICD)に認定されました。ICDとは主に医療機関内での感染拡大対策や薬剤耐性菌の出現予防など感染症を制御するための対策を行う医師を指します。
医療機関には病気や治療の影響で免疫力が低下した患者さまも多くいるため、感染症が広がりやすい場所となっております。そのため、適切な感染対策によって患者さまと医療従事者を感染症から守ることは非常に重要な責務となります。ICDはその中心的な役割を果たすことが期待されております。
緩和ケアチーム カンファレンス風景

平成28年度診療実績

 
外科手術症例 174例
胃切除術 13例
大腸・直腸切除術 31例
胆嚢摘出術 18例
虫垂炎 15例
ヘルニア 26例
 
 手術の他、血管造影や、肝がんに対するTACE、RFAも積極的に行っています。
 外科および整形外科の全身麻酔管理は、麻酔標榜医を取得した外科医2名で担当しています。
医師、外来診療表は下記よりご確認ください。
外来診療表(予約制)
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